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10-07-20 猫-05

もう、子猫というより、小さいサイズの猫、若猫になってきました。
ということで、先日から、昼の間は、外に自由に出られるようにしました。
ご近所の猫を威嚇し、カラスにケンカを売り、宅配便のおっちゃんにガンを飛ばし、一人前の猫パフォーマンス中です。

今日も猛暑でしたね。
季節柄もありますし、少し涼しくなるかもしれないお話でも。

まだ私が学生の頃のお話です。
交通機関の不便さ、便数の無さは、ど田舎の常です。
夜遅くなると、電車から先のバスが無いのです。

ちょうど、五月頃だったと記憶していますが、諸事情で終バスを逃してしまい、父親に車で駅まで迎えにきてもらったことがありました。
駅から自宅まで、車で20分ほどなのですが、外灯などありませんので、夜の10時頃ともなれば、真っ暗です。

自宅の近くまで戻ってきた時に、ふと軽トラの窓から、大きなオレンジ色がかった明かりが、山沿いの少し高い場所をウロウロと動いているのが見えました。
人家の無い場所です。
懐中電灯の明かりとも違います。
ちょっと歪な丸いオレンジかかった暗い赤色の、光る玉のようなもの。

そこは、ご近所の墓地でした。
最初は、新仏様のための灯籠にともされたロウソクの明かりかと思いました。
灯籠の灯火なら、ちらつくことはあっても、上下左右にウロウロと動くことはありません。
「ねえ……お父さん、あれ……。」
おそるおそる運転している父親に声をかけましたが、返事はありませんでした。

帰宅すると、父親にさっき見たものを話題にふると
「黙っとれ!」
と、引きつった顔で一括して、寝間に入ってしまいました。

後から知ったことなのですが、大きな光りの玉がうろうろしていたのは、その数日前に自殺された方の家の墓地でした。
そして、あの夜、それを見たのは、私と父親だけではなく、ほかにも何人もの方が見たという話です。

あれが、いわゆるところの「人魂」だったのかどうかはわかりません。


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