いまから5年前に本格的に片付けを始めた頃、捨てない母の薫陶よろしく「捨てることを良しとしない女」でした。

衣類に関しては捨てる基準の「破れ、落ちない汚れ・シミ」以外には、多少のサイズアウトであっても、「大丈夫! 問題ない。痩せたら着られる!」と、努力もせずに脳天気な先送り思考でした。

いま振り返ってみると、その頃まで「オシャレな私」を夢見ていたのだろうと思います。

オシャレな人=洋服をたくさん持っている

みたいなイメージを抱いていた。
芸能人のお宅拝見とかTVの女子アナとか、毎日違う洋服を着ている人がオシャレ、みたいなw

片付けを始める前は、二ヶ月間、毎日、通勤着、普段着ととっかえひっかえしても余るくらいの結構な数の洋服を持っていましたw
それだけ持っていて、オシャレなセンスアルーネだったかというと………(苦笑
大量にあるのに、常に「着る物が無い感」に悩まされ、衣替えの作業で一日つぶれ、大量の洋服を収納することに苦労していました。

片付けを始めて、いろいろと自分と相談してきて、状況を自分なりに分析してみて、いくつか判ったことがあります。

■たくさん洋服があるのに「着る物が無い」感に悩まされる
これは、単純に全体を考えないで、単体でしか見ていない買い方をしていたのが原因かと。
それぞれでは好きだし、気に入っているけど、トータルでの視点を考慮していないので、それを身につけようとしても微妙にちぐはぐだったり、バランスが悪かったりして、いつのまにか持っているだけの洋服になっていました。
なまじそれ自体は気に入っていたりするし、あまり着ていないから痛まないしで、よけいに処分できない悪循環w

■出番のない「なにかあった時のための洋服」
つまり、アッタラ節ですよ!
具体的に、○○○に出席するためにとか、×××に旅行に行く予定なのでそのときに着るとか、○月に結婚式にお呼ばれしているからとかではなく、もっとぼんやりとした「もしも、なにかあったら困るから」。
お葬式のように突然の行事じゃないのなら、具体的に予定が決まってから、その状況にあったものを買えばいいのに、不確定なあるかもしれないし、無いかもしれない「IF」への備えです……。
そうして備えたつもりで、持っているだけの洋服は、年数が経てば着ないうちに流行遅れになっていきます。
この手のパリッとした気合いの入ったよそ行きほど流行ものなので、10年前のオシャレスーツも今ではちょっとダサイかも……になってしまうw
しかも、それを買った当時のサイズならまだしも、往々にして着られなくなることのほうが多い……orz

■痩せたら着られるんです!
説明の必要はないですよね……orz
どんなにそう思っていても、現状では「着られない洋服」で使えないものです。

■色違いの罠にはまりやすい
以前にも書いたことがありますが、色違いの罠にはまりやすい性質があります……。
なので、同じもので色違い何枚か~ なんてのがゴロゴロw
それだけで見れば満足でしょうが、着るとなると、合わない色もいっぱい……orz
同じデザインで色違いを買うより、欲しい色が複数あるのなら、違うデザインテイストでそれぞれの色を買った方が、実際に着たときに数を持っている感が大きいです。

一番最初にやったのは、サイズアウトしたもの、サイズ表示はあっているけど、着ていて動きにくいものや体に合わないものを処分することでした。
その頃には、まだまだ捨てネーゼな母親が拾ってしまい込んだりするので、ゴミとして処分することが出来ず、苦肉の策として自分の趣味の布遊びの材料にしていました。


物理的に使えないものを排除しても、まだまだたっぷり、どっさり残っている我が洋服の山w
そこからはちょっと荒療治になりました。
好きな色=自分に似合うとは限らないわけで、合わない色のものを取りのける。
取りのけたものも手芸材料行き。

次に数を減らしたいのなら、汎用性がポイントだろうと思ったのです。
洋服の場合の汎用性は、季節、シチュエーション、年令があると思います。
自分以外の人間と共有する気はないので、そっちの汎用性はパスw

汎用性を考えるときに一番最初に考えたのが、家着をワンマイルウエアにすることでした。
リラックスウエアではなく、着替えなくてもスーパーやご近所の家に回覧を持っていけるようなものにする。
いままでは、お出かけ着・よそ行きものがヘタって外で着るのは恥ずかしくなったものを、家着に格下げしていました。
当然に、お客様がきたらそのままではちょっと出られないw
ちょっとスーパーまでいくのに、まずは着替えないと! となりますw
しかも、もとが外で気を張って着るものなので、家で着ていても微妙に面倒な感じ……。
家着をワンマイルウエアで選んだことで、ちょっとした買い物程度なら着替える手間がないし、来客でも平気。

それ以外は、フォーマル(喪服とか)、仕事でのお出かけ用、ワンマイルより遠くに出掛ける時用。
具体的なナニカがわからない「何かあったら困るから」の洋服は持たない。
ナニカが何なのか判ってから買おうと思います。

もう一つは、季節の汎用性。
冬は豪雪地帯だし、真夏は猛暑で死なないようにしたいので、厳密な意味でのオールシーズンは難しい。
春夏秋冬、それぞれのシーズン専用じゃなくて、基本はオールシーズンを考えつつ、寒暖の調節ができるような組み合わせのできるものでやっていく方針にしました。

ある程度の方針が決まると、捨てる・捨てないじゃなくて、持っている衣服の中で基準を満たすものだけを選んで、さらにそれを洗濯頻度を考えて、何枚あれば不自由なく回せるかという算定になります。

衣服の場合は、「捨てる」ものを選ぶと、たぶん、衣類を減らす効果がほとんど無いと思います。

よく着ている・お気に入りで使いやすいものを選ぶほうが楽。
選んだものだけを、いま使っているクローゼットに収めて、それ以外は箱詰めなりにして、2年くらい運用してみると、処分へのハードルがぐっと下がりました。
2年の間、箱詰めしたものは全然思い出しもしないほどw
結局、本当のところ、今の自分の暮らしには、今あるもので十分足りていると判りました。
決めた基準・方針で足りないものを少し買い足すくらい。

どんな洋服を持っていても、全体のバランスを考えない無計画な目先だけの買い方をしている時点で、センスのあるなしは論外でしたw
実は、もうセンスアルーネになるのは無理と判ったので、

小綺麗に見える
人に見られても恥ずかしくない
自分も楽
(体にあっている・動きやすい・手入れ管理が楽)

これでいいやと開き直っているわけですw

実際の話、単純に数を減らすだけでも、衣服の管理が格段に楽になるので、それだけでも暮らしやすくなります。
私の場合は、数を減らしたことで、衣替えという作業がほぼ必要なくなりました。


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