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漫画家の槇村さとるさんと言えば、知らない人は少ないでしょう。
少女漫画から始まって、歳月の流れに、読者も作家も年齢を重ねていき、同じように作品も成長していったように思います。

もともとあまりベタな少女漫画は好まないほうなので、槇村さとるさんの作品に注目し始めたのは、「半熟革命」あたりからだったと思います。
かわいい、良い子なヒロインから、等身大で生身の欠点もありまくる普通の「今どき」の女の子の、生きている「可愛いさ」を持つヒロインへと変化していったのが、ひどく新鮮でした。
ヒロインだけでなく、その他の登場人物、特に男性陣が、女の子が夢見る理想の「王子さま」から、生身の「男」に変わったのも印象的でした。

それから、徐々に少女漫画から大人むけへと移行して、作品数が減っていったのですが、「おいしい関係」で再びブレイクし、またコンスタントに作品がでるようになったことに喜んでいました。

槇村さとるさんの作品は、難しい理屈はあまりなく、人の生き様を描き、主人公の成長物語が多いです。
最近では、「Real Clothes リアル・クローズ」という、百貨店を舞台にした作品が、なかなかに面白かったです。

時期的に、家の片付けを始め、自分の暮らし方・生き方、ものとの付き合い方、価値観などを、否応なく直視して、考えざるを得なくなったこともあり、この作品の随所にある「言葉」が突き刺さってくるようでした。

洋服のフィッティングの話、どういうふうに自分の体にあう洋服を見極めるのか。
ヒロインが最初に、のちの上司に出合ったときに言った言葉。
「人間は見た目だけが全てではないと思います。」
正しいけど、正しくない。

人間ほど、見た目に左右されやすい生き物もいないのです。
着るもの、身につけているもので、周りの反応が変わります。
自分自身ですら、部屋や家の中の見た目で影響を受けます。

部屋の有り様は、自分の心の状態そのものなんだ とか。

ただの恋愛&サクセスストーリーなのでしょうが、所々にちりばめられた言葉や、考え方、知識など、得る物も多かったように思います。

今の槇村さんの作品は、たぶんに今時のティーンズには難しすぎてつまらないかもしれませんねw
どちらかといえば、アラフォー世代からの方が、一番理解しやすいのかもしれないと思います。


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