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11-06-20 本-01

11-06-20 本-02

ドリトル先生シリーズ。
子供の頃、とても好きで、学校の図書室から借りて、何度も繰り返し読んだ本です。
いま手元にあるこの本たちは、大人になってから、偶然に開店したばかりの古書店を通りかかって、店の隅にヒモでくくったまま置いてあったものを見つけた物です。
1976年、いまからおよそ40年前に発行された本です。
全部まとめて、6000円でした。
その時には、給料前で財布の中には6500円しかなかったのですが、清水の舞台どころか、ナイアガラの心境でしたが買ってしまいました。

給料前の4日間を500円だけで凌いだという、とんでもない思い出のオマケまでついた本でしたw

馬鹿な買い物の仕方の典型のような話ですが、実のところ、いまでもあの行動を反省も後悔もしていませんw

たぶん、あのとき買わなかったら、二度と出会うことがなかったのではないかと思います。
あの頃は、今のようにAmazonやらネットやらが無かった時代です。
それでも、もうこのタイプのハードカバーのものは、入手困難です。
岩波文庫から、出ているのは知っていますが、文庫とハードカバーというのは、やっぱりちょっとだけ本というものの味わいが違うように思います。
文字の形、文字と紙の空きのバランス、手に持ったときの感触、というどうでもいいような些細な部分も、ちょっとだけは読書のときの気分に影響するように思うのは私だけかもw

ドリトル先生の本には、もう一つ、思い出があります。
高校入試の時、英語の試験問題に、ドリトル先生の原文が使われていたのです。
教科書の英文とは少し違う表現や単語(主に名詞)があり、試験のあと学校で先生に様子を報告するときに、ほとんどの人がその原文に絡んだ問題がダメだったと言っていました。
私は小学校の頃に、さんざん読み込んでいたので、訳は楽勝でしたw

その時には知らなかったのですが、高校に入学してから、成績順でのクラス編成でした。
最初の父兄懇談会で、親がなんだかえらく首をかしげて戻ってきて言うことには、なんと、入学試験で10位以内という成績だったそうですw
公立ですが、県内では3番目にランクされる高校で、10位以内というのは、さっぱり勉強してこなかった私を見て知っているので、首をかしげてしまったというのですw

どうやら、英語のあのドリトル先生関連の問題のおかげのようでした。

たまたま、ものすごく運が良かったという偶然で、そういう成績だったわけで、元が出来る子じゃないので、入学したあとは順調に成績がさがって、真ん中あたりよりちょい下という、モブ位置に落ち着いていました。

英語の授業は嫌いでしたが、本は好きだったので、学校の図書室にある原書で、読みたいものがあったら、頑張って読んでみたりしていました。
実はドリトル先生の原文は、わりと読みづらいように感じました。
井伏鱒二さんの平易で読みやすい訳が、とても優れたものなのです。
英語の原書を読んで受けるイメージよりも、井伏鱒二訳のほうがはるかに美しく感じます。

今でも、時々、思い出しては取り出して読んでみたりします。
子供時代なんて、はるかな彼方になってしまった年齢でも、読みやすく綺麗な文章です。

この本達は、私のお宝本の1つです。



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