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殿様とトラ (バーズ エクストラ) [コミック] くるねこ 大和 (著)

幼少編もあわせて読むと、気持ちがもふもふっとなります。

猫サイドも人間サイドも、描きすぎない、ほどほどの省略具合が良い感じです。
疲れたときにおすすめの本かも。


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図書館で借りた本で、ひさびさに良い本と出会いました。

はかぼんさん: 空蝉風土記   さだまさし(著)

良え子にしとかんと、はかぼんさんが来るえ……“吟遊詩人”さだまさし、初の幻想小説! この国には古来、「不思議」が満ちていた――京都の旧家で長子誕生の際に行われる謎の儀式を描く表題作ほか、節分の夜に鬼がやって来るという信州の「鬼宿」、長崎に伝わる不老長寿をもたらす秘密の石「崎陽神龍石」など、各地の“伝説”を訪ね歩いて出逢った虚実皮膜の物語。ゾッとするほど面白く、ホロリと沁みる奇譚集!



という紹介文つき。

ウソか真か、どういう理屈なのか、なんて理屈はなし。
でも、上手いなあ、旨いなあと思える良作でした。

こういう本は、雪の降り積もるしんしんと冷え込むような夜に読むのが似つかわしいかも。
読み終わったあと、まだまだこの国は面白いことが一杯あるのかもと思えてきます。


13-11-20 石の本

あんまり人に言ったことはないのですが、石好きなのです。
パワーストーンというジャンルがあるのは知っていますが、そういうスピリチュアルな方向での石好きではないので、そっちの知識はほとんどありません。

宝石の美しさは憧れですが、現実にはそうそう手に入るものではないですし、自分の好みからいうとちょっと違う存在。
私が好きなものは、貴石から半貴石と言われるものが多いです。
地方の観光名所に行くと、土産物の一つによくある、小さなおはじきサイズの磨かれたさまざまなきれいな石があるのですが、ああいうレベルのもので大満足するという、ある意味お安い石好きw

この図鑑、前々から欲しかったのです。
オールカラーな上に、印刷に携わる仕事をしているものから見ても、最上級の写真集。
なので、お値段がなかなかに高級。
図鑑なのですから、仕方の無いお値段ですが、買うのには勇気がいる本だと思います。

内容は、半分以上は、アゲートと呼ばれるメノウの写真と解説で、そのほかには、孔雀石、化石、オパールなど宝飾としての価値ではなく、「美しさ」がポイントです。
もちろんこの図鑑にのっているようなものは、半貴石とはいえ、一般の人がおいそれと手の出せるようなものではないと思います。

地球の大地が創り出した、奇蹟の美の世界の一端が見られる本です。
仕事に使うわけでもないですし、何かの役に立つ本でもないのですが、こういう本も大事にしたいと思います。


久しぶりに面白い本を発掘。
図書館で見つけた本なのですが、

金春屋ゴメス [単行本] 西條 奈加 (著)

Amazon売りは、文庫だけみたいです。
文庫のは表紙の絵が……orz

江戸の町のお話ですが、江戸は江戸でもファンタジーな世界。
日本の属領で、江戸の町を再現したものなので、当然に鎖国中w
町だけではなく、暮らしそのものも江戸の暮らし。
そんな世界で、江戸の町の「魔除け」「ゴメス大明神」と噂される長崎奉行と配下たちが、事件に右往左往。

この着想はなかったわぁ と思えるおもしろい話です。
※ちなみに、この作品には、「外谷良子」「小早川奈津子」に肩を並べるような超大型ヒロインがw

図書館に同じ作者さんのがたくさんあったので、しばらく楽しめそうです。


ようやく、ホーダーを読み終わりました。
決して難しい内容でもないのですが、予想外に時間がかかりました。
まあ、内容的に、読んでいて気持ちのよい内容ではないのですが……。

これを読みながら、本の内容とともに、実際に身のまわりで見聞きした出来事もあって、自分自身に問いかけることもしばしばありました。
社会問題ともなるような病的なホーダーというのは、脳の機能障害、精神的な問題、発達障害の一種という、複合的なものがもたらすようです。

ネットなどでも、時折あるゴミ屋敷の話でも、ほとんどがこの「ホーダー」に該当するのではないかと思います。
ある日突然、ホーダーになるのではなく、その兆候は幼児期から始まるのだとか。

私は、この本のようなホーダーと言われる症状はないですが、いくつかのメンタルや思考様式については、身に覚えがあるなあと。
たぶん、ホーダーと言われる人と、普通の人との境目って、殆ど無いのだと思います。
あるのは、バランスと量的な違いくらい?
本当は、もっといろいろあるのでしょうが……。

なかでも気になったのが、「物事の重要度・優先度」を見極める(決断)ことと、それを実際に反映した行動を維持することが、ホーダーな人には困難であるということ。
実際に、自分の身のまわりで見聞きしたことでも、ホーダーではないけど、「物事の重要度・優先度」に関する選択(決断)が出来ない、わかっていても目先の欲を満たすほうを優先してしまう人たちというのは、決して少なくありません。
結果は、「アリとキリギリス」の寓話そのものになることが多い。

この「ホーダー」という本は、片付けとかゴミ屋敷とかに縁がなくても、いろいろと考えさせられる内容です。


ホーダー 捨てられない・片づけられない病 [単行本]

忙しいけど、時間をみて少しずつ読んでいる本。

本書に出ているような病的な「捨てられなさ」は無いけど、かっての片付ける前の自分や家族の、モノを持っている理由や心理は、かなり共通していると思う。

特に、そのモノを捨てることをためらう心理のひとつに、「チャンスを失いたくない」という部分には、はっとさせられた。
ホーダー症候群というのは、ある意味、特別なものではなく、誰にでもあって、問題は、そのレベルと自分自身をコントロールできるかどうかのように思える。

訳者の実力を感じさせるとても読みやすい文章です。
少しずつしか読めないのは、私の時間のなさが原因……w


昭和 ケーキのようなホットケーキミックス 400g×6個

上の本と一緒に、コレ買っちゃった。
うん、レビューどおり、ふんわり、甘過ぎず、くど過ぎず、シロップなしでも普通に美味しかったです。


少し古い本ですが、こたつでのんびり読書におすすめ。

邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫) [文庫] 鯨 統一郎 (著)

新・世界の七不思議 (創元推理文庫) [文庫] 鯨 統一郎 (著)

ジャンル的には、歴史ミステリーになるのでしょうか。

とあるBARでの歴史談義から始まるおもしろ解釈という感じでしょうか。
「邪馬台国はどこですか?」の内容は

・仏陀が悟りを開いたのはいつか
・邪馬台国はどこにあるのか
・聖徳太子の本当の正体は
・「本能寺の変」の明智光秀の謀反の動機は
・なんで明治維新がおきのたか
・ゴルゴダの丘の真相は

宗教にかかわる内容も多いので、そういうトンデモ内容はダメという方にはお薦めできません。

トンデモ内容なんですが、現代の常識がグラッとひっくり返りそうな話もw

軽快なテンポの良い会話が主体で、小難しい描写は殆ど無いのですが、意外と説得力があって面白いと思います。
唯一、いただけないのは、登場人物の「静香」さん。
美人でデキル常識人で知的キャリアウーマンなんだけど、性格が残念すぎる……。

続刊の「新・世界の七不思議」も、なるほどなあと「目からうろこ」な気分になれますw

ものの見方を変えると、見えてくるものが変るという「不思議体験」の味わえる2冊。
お手軽に楽しめる内容です。


眼の誕生――カンブリア紀大進化の謎を解く   アンドリュー・パーカー (著)

やっと読み終わりました……orz
読み始めてから、一ヶ月くらいかかったかしら。

とにかく読みづらい。
文章がとか、翻訳がとか、用語がとか、いろいろと原因があるのでしょうけど、端的にいうと「もっとシンプルでいいじゃないか」という感じw
冗長な言い回しや、いったいそれが、論にどう関係あるんですか? と言いたくなるような記述が多いw

読み物としては、残念ながら、☆は1レベルなんですが、その提唱されている説は、大変に面白く興味深い内容でした。

先カンブリア紀の動物には、眼がなかった。
もちろん、光を感じる光受容器としての機能をもった器官はあったけど、映像として外界を視認できるカメラ的な眼は、先カンブリア紀の終末か、カンブリア紀になって、初めて出現したという。

外界を映像として認識できる眼が誕生したことにより、カンブリア紀の進化の爆発といわれる多様性をもたらしたという説は、大変に面白かった。
光と視覚が、生物の進化をもたらす最大の淘汰圧であるというのは、説得力がありました。

深海や洞窟の奥の、光が届かない場所に生息する動物に、生きている化石と言われるものが多いのも、すごく納得がいきました。

読み物としては、おすすめできませんが、カンブリア紀の生物進化の謎に興味のある方は、一読の価値があると思います。

ちなみに、地球上で最初に眼をもったのは、三葉虫みたいです。



マダム・ジョーカー 1   (ジュールコミックス)  [コミック]  名香 智子 (著)

名香 智子さんといえば、華麗、ゴージャスという言葉の似合う作品が多かったように思います。

この作品も、豪華で華麗ですw
大金持ちの未亡人がヒロイン。

本来なら、こういう設定だと、リアリティがなさすぎて、アホくさ~となりそうなものです。
でも、かなりヒネた私がおすすめしようかという作品なのです。

なに不自由のない大金持ちクラスの、持てるが故の不自由さ。
大金持ちと普通の一般庶民との、意識のずれ、常識の違いをベースにして、いろいろな事件の数々が1話読み切りでの連作になっています。

一見、大金持ちの一家の華麗な日常のようですが、実はちょっと違う。
一般庶民の今時を、視点をずらして描いているのではないかなと思います。

最近で笑ったのが、9巻の「枯れ葉の乙女」というお話。
ヒロインの蘭子さんの大学生の息子は、顔良し、頭良し、将来性良し、大金持ちの息子ということで、女子からは超優良物件w
楚々とした乙女な女の子から、手作りクッキー、手作りお弁当持参でのアタックを受けたりします。
超優良物件をGETするべく頑張る女の子と、周りの反応などの、虚と実のアレコレに、天然気味の蘭子さんが絡んでおもしろいことになりますw

少女趣味でお飾り大好きな人に、悪気なく言った言葉

 どんなに美しく飾付けたものでも、それは最初だけで
 それを維持するには、同じものと交換したり
 真剣にお掃除する必要があるんです。
 現状維持というのは、それなりに手間とお金がかかるものらしいですよ。
 
 やりっぱなしの少女趣味は
 ホコリくさい枯れ葉の乙女 になってしまうらしいですよ。


私は少女趣味なインテリアは、お好みではないのですが、身に覚えがあるのでギクッっとなったりw

そして、月光寺家のお手伝いさんの清里さんの痛いお言葉

 一生懸命、努力しているという自覚があるということは
 その人は努力して人並みということですよ。

 一流になる人のやっていることは
 はためからはとっても努力しているように見えるのですが
 本人に聞くと目標があって
 そこに到達するために、やるべきことをやっているだけで
 努力とは思っていない……って

 自分のやっていることが
 努力と感じている間は
 凡人なんだな……って
 思いました。


こんな風に、ほほぅ、と思うような言葉が、あちこちにあります。

一見すると、なにやら説教臭い、上から目線のような内容に思いますよねw
でも、ぜんぜんそういう、押しつけがましさや、決めつけ感はありません。

それぞれの話の随所に、こんなふうに散りばめられた「言葉」が、ある程度の人生経験があって初めて分かるような面白さがあります。

こういうお話、小説で書いたら、かなりアクの強い、いやらしさが出そうです。
漫画だから、さらりと読めるのかもしれない。

名香さんという作家さん、かなり物事への読みが深い人なんじゃないかなと思います。



従姉妹の長女で、中学一年生の女の子。
学校の勉強はあまり好きではない。
好きという子のほうが、希少な存在だろうけどw
中でも、数学が嫌い。

先日、我が家に遊びに来ていたときに、ぶつぶつとうちの母親にこぼしていました。

「数学ができんでも、困らん。大人がやっているのを見たことない。」

聞いていて、思わず笑ってしまいました。
確か、私も同じくらいの年頃に、同じようなことを言っていたようなw
私の場合は、高校になってからの物理だったかなあ。
数学そのものは、そんなに嫌いじゃなかった記憶が……。

数学は、答えがはっきりしているので、楽だと思うのですが、苦手な人は苦手なのかもしれません。

母親がなんと返事をするのか、黙って聞いていると
「あのな、大人になって仕事をするようになるとな、やっぱり計算が出来んと仕事にならんよ。」
「電卓使えばいいじゃん。」
「うん、電卓使うけどなw でも、どう計算すればいいのかいうのは、電卓は考えてくれん。」
「……」

まあ、たしかに電卓もExcelも計算はしてくれますが、どういうふうに計算するのかまでは、面倒みてくれませんなw

なんとも微妙に歯切れの悪くなって、その話はおしまいになったのですが、帰り際に

算法少女 (ちくま学芸文庫) [文庫]

これを渡してみました。
かなり珍しい本なのですが、ちょっとは数学に興味がでるといいなと思います。

もともとは、かなり古い本なのですが、ちくま書房からようやく復刻されたものです。

日本には、かって和算という、数学がありました。
小学生の頃に暗記させられる「九九」も、実は和算の遺産です。
それが、なぜ過去のものとして、知る人もほとんどいないようになったのか。
原因は、流派による狭い視野での争いのようです。

かって、江戸の頃、現在では無学の象徴のように思われている、地方の農民たちが、冬の農閑期に多元連立方程式の問題を解いて遊んでいたという話もあります。

和算 wiki

さらに、魔方陣 なども、今風のクイズ遊びのように扱われていたとか。

古い本なので、決して読みやすいわけではないのですが、いろいろと派生して調べてみると、おもしろい本でした。


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